『最後の医者は桜を見上げて君を想う』を読んだので感想!
今を大事にしよう。
そう思わせる本。
3人の患者とその周りの人とのやりとりに、「死とは」を考えさせられる。
死ぬことは不幸なのか?死ぬことは負けなのか?
確かに病気になって、病院に行ったら治してもらって元気になりたいと思うのは当たり前。
だけど、もう元気になれないなら負けなのか。「死」を受け入れることはただの諦めで自暴自棄な行いなのか。
死を「敗北」と考える医者と、「死を受け入れる」と考える医者。一体正しいのはどちらなんだろう。
きっと答えはない。
本としては、読みやすく、登場人物もごちゃごちゃせずすっきりしていてわかりやすかった。
ただバスの中で読んでいたので泣きそうになって大変だった。
じゃ。